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ヴィーガン・ベジタリアン・ペスカタリアンの食へのこだわりの違いは?

日本でもベジタリアンやヴィーガンなど、食へのこだわりを持つ人は増えています。アメリカでは、他にもペスカタリアン、グルテンフリー、No MSGなどを心がけている人もいます。No MSGに関しては、10人に4人は心がけているんだとか。食へのこだわりを持つ人は、それぞれ健康面、美容面、宗教など理由は様々です。そこで今回は、ヴィーガン・ベジタリアン・ペスカトリアンをメインに、食へのこだわりの違いについて紹介していきます。

 

ヴィーガンとは、厳格な菜食主義者

ヴィーガンとは、動物性の食品は摂取しない、厳格な菜食主義者のことです。動物性の食品とは、魚・肉・卵・乳製品など動物から生み出されるもの全てをさします。もともとは、ベジタリアンから派生した言葉であり、vegetarianの最初の3文字と最後の2文字を組み合わせてveganになっています。

ヴィーガンの歴史は、西暦前3300年〜1300年のインドまでさかのぼることができ、昔から菜食主義者は存在したようです。19世紀にアメリカ、イギリスで、ダイエット目的で注目されたのがきっかけで、現在の認識を確立しています。

ダイエット目的のヴィーガンの人もいますが、根底には、動物を利用しないで生きる、動物愛護の思想があります。

アメリカのヴィーガンの割合は、

・18〜29歳 3%

・30〜49歳 4%

・50〜64歳 1%

・65歳以上 3%

アメリカ全体の人口で言うと、5〜6%は、ヴィーガンも含めるベジタリアンで、2013年頃から増加傾向にあります。日本では、全体の4.5%がベジタリアンで、意外に多いことに驚きです。

ヴィーガンは、食だけではなく、生活面にも影響していることも多いです。厳格なヴィーガンの人は、身に付けるものにも、動物由来のものは使用しない特徴もあります。(毛皮、ウール製品など)

 

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菜食主義者の総称ベジタリアン

上記で紹介したヴィーガンも含まれる、菜食主義者の総称が、ベジタリアンです。ベジタリアンと言うと魚、肉は食べないにしても、卵・乳製品・はちみつなどは、食べる違いがあります。ベジタリアンの中でも、ヴィーガン以外に呼び名があります。それぞれ、細かく分類されています。

・lacto-vegetarian

ラクトとは、ラテン語で”乳”の意味で、日本でもラクトアイスなどの表記で使われています。ベジタリアンでも乳製品は食べることをさします。

・ovo-vegetarian

オボとは、ラテン語で”卵”の意味です。ベジタリアンの中でも、卵は食べることをさします。

・ovo-lacto vegetarian

オボ、ラクト両方が語源に入っているので、野菜・乳製品・卵は食べるが、それ以外は食べないことをさします。

一言でベジタリアンと言っても、線引きは個人によります。野菜のみの摂取だと、栄養面で偏ってしまう可能性もあるので、タンパク質を摂取する目的として、乳製品・卵を加えている人もいます。

ペスカタリアンの違いは、魚はOK

海外セレブの中には、ペスカタリアンの人も多くいます。ペスカタリアンとは、ベジタリアンの一種です。野菜の他に乳製品のみを食べる人をさします。つまり、肉は食べないが、魚は食べると言うことになります。人により個人差はありますが、ぺスカタリアンは、乳製品、卵、魚(シーフード含む)を摂取する量・頻度に、制限はないです。

ペスカタリアン(pescatarian)とは、イタリア語で魚という意味のpesceから由来していて、1990年代にベジタリアンの一種として確立されています。

肉と魚では、栄養素も違いますが、他にも、魚のみを食べる人と肉を中心に食べる人とでは、温室効果ガスの排出量が違います。魚のみを食べる人は、約46%排出量が少ないそうです。

 

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ベジタリアンのこだわりの理由

・ダイエット

・食事療法

・好みの問題

・倫理の問題

アメリカでは、ダイエット、健康面の理由で、ベジタリアンになっている人が多いです。実際にベジタリアンになると、体重が減少したといった研究結果もあります。しかし、その反面、栄養に偏りが生じることも懸念されています。

ダイエット目的で、ベジタリアンになる場合は、ストイックに肉、魚などを排除するのではなく、体のことも考えて、バランスよく栄養素を摂取することをおすすめします。

食への好みの問題もあるので、無理をしてベジタリアンになっても挫折したり、我慢をすることになります。いくら健康に気をつけていても、ストレスがあっては意味がないので、無理をしてベジタリアンになることは禁物です。また、食事療法の場合は、専門家のアドバイスを受けながら、献立をするようにしましょう。

まとめ

アメリカでは、食事に関してそれぞれ、こだわり、好みの傾向が強いです。その背景として、アメリカのパン、肉を中心とした高脂肪の食事の文化にあります。ベジタリアンの中にも、ヴィーガン・ぺスカタリアンなど乳製品、卵、動物性食品など制限は人それぞれ違います。また、フレキシタリアン(flexitarian)の選択肢もあり、基本は菜食主義だが、時と場合により肉、魚も食べる人をさします。個人的には、フレキシタリアンが柔軟性があり、ちょうどいいかなと思います。

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