アメリカで携帯電話の契約をするのは難しいと思っていませんか?実は、意外と簡単で、英語が話せなくても何とか契約することは出来ます。今回は、留学・仕事などで渡米した時には、知っておいた方が良いアメリカの携帯電話のキャリア(会社)の紹介、契約する方法やプランもお伝えしていきます。アメリカで携帯電話の契約を考えている人の参考に、少しでもなれたら幸いです。
アメリカでおすすめの携帯電話の会社
まずアメリカで携帯電話の契約をする=アメリカで携帯電話をどこでも稼働させるということになります。日本から持ってきた携帯電話はそのままでも、Wi-Fiがある場所では、LINEやskypeなどのアプリは使えます。
旅行などの短期であれば問題ないですが、留学や仕事となると携帯電話なしというわけにはいきませんよね?
アメリカで携帯電話を稼働させる方法は3つあります。
①現地で携帯電話の会社と契約する。
②現地の携帯電話の会社でプリペイド式SIMカードを購入する。
③日本でグローバルタイプのSIMカードを購入する。
3つの方法の中でも、アメリカに長期滞在するのであれば、現地の携帯電話の会社と契約をするのがおすすめです。
日本に何社も携帯電話の会社があるように、アメリカにも10社以上ありますが今回はその中でも、特に留学生が使っている5キャリアを紹介していきます。
Verizon Wireless
ヴェライゾンは、アメリカで大手のキャリアで安定感があり、定評があります。
他のキャリアと比べると、全体的にプランの値段設定が高い傾向があります。しかし高い分、Wi-Fiのスピードやインフラはしっかりしていると印象です。
携帯電話の契約プランは、一ヶ月$70〜(消費税・手数料別途)あり、制限なし・6ヶ月はApple Musicが無料のオプションが付いています。
データの制限がなく、電波も強いので、Wi-Fiのクオリティにこだわるのであれば、verizonがおすすめです。
Sprint
スプリントは、アメリカでは4番目に大きいキャリアで、現在はソフトバンクの傘下にあります。
プランの値段設定は安く、一ヶ月$35〜あり、データ・トーク・テキストは制限なしです。スプリントは、他のキャリアと違い、Huluやモバイルホットスポットとの提携プランがあります。
一ヶ月$60のプランであれば、データ・トーク・テキストが無制限、さらにHuluの見放題が付いてきます。スプリントのカバレッジは、verizon・AT&T・T-Mobileと比べると良くはないので、自分の住んでいる地域がスプリントのカバレッジが効いている地域か確認することをおすすめします。
T-Mobile
Tモバイルは、全体的にプランが安く、カバレッジも広範囲に渡っているキャリアです。
一ヶ月$35〜、細かく値段設定があり、ファミリー割引、シニア向けのプランなどお得なプランが目立ちます。4ラインまでは$35のお得なファミリープランは、信頼できるルームメートと一緒に組んでいる留学生もいます。
Tモバイルは他のキャリアに比べると、カスタマイズオプションは少ないように感じます。最低限のトーク・テキスト・データ容量を求めるのであれば、一番安いプランで十分でバランスは取れているキャリアです。
AT&T Wireless
AT&Tは、verizonの次に加入者数が多いキャリアで、独自のネットワークを持っている携帯電話の会社でもあります。なので、カバレッジは安定して広範囲に渡っています。
プランの値段は、4ラインまでの複数ライン契約だと1ヶ月$35ですが、1ラインだと$60〜と割高にはなります。(トーク・テキスト・データは無制限)
Metro by T-mobile
Metroは、現在はT-mobileと合併しているプリペイドワイヤレスキャリアで、合併前はMetro PCSの社名でアメリカでは5番目に大きいキャリアです。
プリペイド方式を採用しているので、$30から契約でき、$10ずつアップできわかりやすく、お手軽でもあります。また親会社がT-mobileなので、電波のカバレッジはしっかりとしており、スピードもそれなりに早いです。
プリペイド式SIMカードを購入する
SIMカードは、現地のキャリアの店舗または、オンラインで購入することが出来ます。値段により、データ容量が変わってきます。
T-mobileやAT&Tでは、SIMカードのみで購入可能で、T-mobileの場合、通常の携帯電話プランの契約の中にもSIMカード($25〜)料金も加わっています。
日本でもグローバルタイプのSIMカードが販売されているので、短期間のアメリカ滞在であれば日本での購入もおすすめします。
現地キャリアで契約する時の注意点
留学生が現地キャリアを利用する場合は、分割払いは選択できないので、携帯電話の本体も一緒に購入するのであれば、一括で支払う必要があります。(留学生の場合はSSNを持っていないため)
また、家用のWi-Fiルーターの契約を考えているのであれば、ルーターと携帯電話のキャリアを合わせると、さらにお得になるのでおすすめです。
ほとんどのキャリアが無制限(Unlimited)プランとなっていますが、無制限とはトーク・テキスト・データに制限がなく、全て使えるという意味です。データの容量はプランによって異なり、安いプランだとデータ容量が少なく、MAXに近付いてくるとスピードが極端に落ちてくるので、動画やアプリを多く使う人は、データ容量のチェックが必要です。
まとめ
アメリカに長期滞在するのであれば、現地のキャリアと契約することをおすすめします。英語だし、携帯電話の契約は難しそうと思われるかもしれませんが、アメリカのキャリアは留学生に慣れていて、低価格のプランも豊富で割とあっさり契約はできます。
筆者のおすすめのキャリアは、verizon・AT&T・T-mobileです。正直、$30〜$50のプランを選ぶのであれば、そこまで大差はないかなと思います。データ容量がもっと欲しい、オプション、インターネット環境の安定感などを求めるのであれば、verizonをおすすめします。
アメリカに住んでいると、電波が…とそれぞれのキャリアの話を聞くので、ある程度、上のプランでないと快適とはいかないかもしれません。