読書をすると数多くのメリットを得ることが出来ます。メリットの多くは、共感力、イメージ力、メタ認知力など、目には見えないものが多く、さらには鍛えようとも鍛えづらい能力が多いのも特徴です。読書で得られるメリットは、人生において必ずしも必要なものではないですが、読書で得た能力を持っていると仕事や人間関係で役に立ち、スムーズに立ち回れることが多くなるのでおすすめです。
読書のメリット①人の気持ちがわかるようになる
読書をするメリットとして、人の気持ちがわかるようになることが挙げられます。人の気持ちがわかるようになると、仕事・人間関係など、生活することにおいて不可欠なコミュニケーションの中でも相手とうまく付き合える可能性が高くなります。
本のジャンルにもよりますが、読書をしていると共感出来ることや新しい発見などがあり、また本の著者の考え方に触れることにより、現実世界で会う人の数以上の考え方・気持ちを知ることが出来ます。
普通であれば、自分の経験が元になり、考え方、人の気持ちを理解しようとしますが、読書をしていると、自分が体験していないことも知識としてはあり、人の気持ちや主張がわかるようになります。
読書をしている人は、人の気持ちがわかることによって心理がわかるので、先読み能力としても使えてビジネスにおいても役立ちます。
読書のメリット②脳を活性化する
読書と脳の関係性については、多くの研究者が研究していて、実際に読書は脳を活性化するメリットがあると科学的に発表されています。
読書によって脳が活性している範囲は広く、どのような本を読むかにより神経回路の成長する場所が変わることもわかっているようです。例えば、人の心理を知りたい場合は、小説などの物語を読むことにより、人の気持ちがよりわかるようになっていきます。
脳を活性化する方法は他にもありますが、読書は今日からでも始められて、毎日の習慣になってしまえば読書を楽しみつつ、脳の活性化もでき、人生の幅が広がります。
読書のメリット③創造力が高まる
読書を好む人の多くは、創造力・イメージ力が高く、自分の頭の中でイメージが出来るので、行動をすぐに起こしたりすることも出来、判断も早く出来るメリットがあります。
本の読み方は人それぞれ違いますが、読書を長く続けている人は、文章を読みながら頭の中でまるで映画、ドラマのように映像として、情景のイメージが流れていることが多いです。
幼少期から読書好きな私はこのタイプで、特に推理小説や恋愛小説など、物語においては自分の頭の中で、かなり鮮明に映像を作り出しています。
創造力やイメージ力は目には見えないものなので、鍛えることが難しく、急に伸びたりすることも少なく、日々の読書の中で得られる最大のメリットとも言えるでしょう。
読書のメリット④物事を客観的に見られるようになる
読書は、客観的に違う世界に入り込み、著者が作り上げた世界を堪能することが出来るので、客観的な視点で見ることが多く、意識せずとも客観的な視点で物事を考えることが出来るようになります。
客観的な視点を身に付けると、仕事上で新たな発見が生まれたり、困難に出くわした時も極めて冷静に対処出来る可能性が高くなります。
物事を客観的に見られるようになるための方法は、読書以外にも留学・旅行などで得られ、グローバルな人材と言われる要素の一つともなっています。
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読書のメリット⑤視野が広がる
読書のメリット③④の創造力、客観的に関連して視野が広がることが挙げられます。
視野が広がると、様々なことに関心や興味がわき、色々なことにチャレンジしようという気になります。自分が現在いるフィールドではない人の考え方や行動を知ることもでき、仕事や人間関係などで悩んだ時の対応にも役立ちます。
読書のメリット⑥ボキャブラリー・読解力が上がる
読書をしている人は、本を読んでいない人と比べるとボキャブラリーが多く、ボキャブラリーが多いとより高度な文章が書けたり、知っているボキャブラリーが多いことにより読解力も上がります。
勉強の面でも役立ち、読解力が高くなると、文章問題の理解度が高くなり、問題の本質を理解する能力が上がります。また、言葉の使い方も上手くなるので、短い文章でも自分の言いたいことが本質的に描けるようになり、現在のIT時代でも役立ちます。
読書のメリット⑦知識・教養が得られる
今の時代、インターネット検索で十分だと思う人もいるかもしれませんが、インターネット上での情報はパズルのピースのような断片的なものが多いです。
何かを始める最初のうちは、インターネット検索でも上手くいくかもしれませんが、時に情報が足りなくなる場合があります。
そんな時は是非、自分が知りたいジャンルの本がないか探してみることをおすすめします。本当に有益な情報はすでに書籍になっている可能性が高いです。
また読書のメリットとしては、ジャンルにかかわらず潜在的な知識、教養が得られる可能性が高く、知りたいことではなくても、知らなかったことを知るきっかけになり、いざという時に読書から得た知識が役に立ち博識になることも可能です。
読書のメリット⑧ストレス発散になる
読書をするとストレスが軽減されることは研究結果でもわかっており、読書はストレス発散度が高く、10分以内の短い読書でも効果が得られるのも特徴です。
ストレス発散方法の定番である、音楽を聞く・散歩・ゲーム・コーヒーを飲むの中でも読書は、一番高い70%近いストレス軽減力があります。
読書をすると今まで考えていたことを忘れ、本の世界に集中することでストレスが軽減されます。なので、ストレス発散効果を増やすためには、出来る限り読書に集中する必要があります。
読書のメリット⑨文章力が上がる
読書をしている人は、文章を書く基本的な土台があるように感じられます。それは、色々な文章に触れることにより自分が文章を書くイメージが出来、なおかつ創造力によって文章を生み出すことが出来るのだと思います。
文章の書き方は、インターネットでも情報を得ることは出来ますが、無料の情報には限界があるので、本から情報を得ることは費用対効果が高いので、おすすめです。
インターネットと比べると、本で知識を得る場合は、全体像と具体的な方法がわかるので独学するためには必須のツールになります。
読書のメリット⑩速読出来るようになる
読書を習慣にしていると、自然と文章を早く読めるようになります。速読を身に付けることにより、一冊の本を読むスピードが上がり、より多くの知識をインプットすることが出来ます。
本を読むことに慣れていない状況で速読をしてみると、実際は目だけで文章を追っているだけで、頭には何もイメージ出来ていなく、本を読み終わった後に内容が頭に入っていないことに気付きます。
速読を早く身に付けたい人は、読書を習慣にして、自分の好きな読んでいて次のページがすぐに読みたくなるような本を選ぶことが重要です。
読書が苦手な人が克服する方法
読書のメリットをお話ししてきましたが、読書をするとメリットが多数あり、インターネットからだけでは得られないことも多くあります。
なので私は読書を推奨しているわけですが、そうは言っても今まで読書の習慣がなかった人にとっては、いきなり分厚い本を読み切ることは時間がかかり、苦痛を感じてしまうかもしれません。
読書をする人になりたいのであれば、まずは本、文章、活字に興味を持つことから始めてみましょう。
興味のある本を探す
自分が今、一番知りたいことが書いてある書籍を探して、出来るだけクセがなく自分が読みやすい文章を書いている本を選ぶと最後まで読み切れる可能性が高くなります。
本屋に行くのが面倒だという人は、電子書籍にすると本を買いに行く手間も省かれ、本も探しやすいのでおすすめです。
活字に慣れる
インターネットで毎日、活字は目にしていますが、縦書きで紙に印刷されている文字とは少し読む感覚が変わってきます。
出来るだけ長い文章を読み、頭の中で情景やイメージを作ることを意識すると読書がスムージに出来ます。
読書する時間を決める
読書を習慣付けるために短い時間から設定して、読書タイムを作ることをおすすめします。例えば、朝の10分、夜寝る前の10分など、自分の生活サイクルの中に組み込むと苦にならなく習慣付けられます。
まとめ
今回は、読書をすると得られるメリットを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
インターネットでの情報収集が当たり前になっていますが、読書には知識、教養を得る以外にも、共感力・創造力・イメージ力・メタ認知能力などが向上するメリットがあります。また、ストレス発散の効果も高いので、ストレスが溜まってしまったら読書に没頭するのもおすすめです。
読書をする習慣を身に付けると、様々なメリットが得られて、落ち着いて仕事に集中出来たりします。読書を通して、自分の理想のライフスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか?
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